【C 病院排水処理施設<PH中和・生物分解処理>】
主に人工透析排水処理に用いております。人工透析治療には大量の水を使用し、治療液は血液成分に似せるため多種の薬品が含まれ廃水には患者の老廃物がこれに加わります。よってBOD値は1300~2000ppm程度となります。さらに患者の治療毎に装置を薬品洗浄する工程があり、この工程時PHは3~10の間で変動するためPH中和処理し、その後生物分解を行う処理となります。廃水濃度が高いため、公共下水道が完備している地域でも除外施設として広く設置させていただいております。
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【D 多段接触ばっ気方式】
厨房施設等からの排水を下水道の排水基準以下に処理する除外施設には、加圧浮上等の物理的・科学的処理が多く用いられていますが、大量の余剰汚泥発生によるランニングコストの増大が問題になっています。この多段接触ばっ気方式は、樹脂網で作られたすだれ状の独自なろ床を水中で上部を固定し、ろ床に付着させた活性汚泥に排水を接触させて生物処理します。すだれが風になびくようにろ床がゆらゆらとゆらぐことによって、厚くなった生物膜を自然に剥離させこれにより生物膜の更新を速めていきます。多段という名の通り、ばっ気槽を多槽化しており、様々な微生物の繁殖が可能で、原水水質に呼応した微生物が繁殖するので、水量や水質に著しい変動があっても、処理水には影響があまりあらわれません。微生物の種類が豊富なので食物連鎖が進み、結果余剰汚泥が大幅に削減されます。バルキングの現象もおこらないという特徴があります。
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【E 硝化・脱窒素・凝集沈殿方式】
閉鎖性水域の富栄養化原因の一つとして窒素・リン等の栄養塩類の増加が考えられ、年々それらの規制値も厳しくなり、三次処理(脱窒・脱リン装置)のニーズも高まっています。通常、排水中に窒素はアンモニアの形で含まれ、その水が「酸化状態」(ばっきしたりする)では、微生物が働いて亜硝酸や硝酸にします。硝酸にまで酸化した水を急に「還元状態」(酸素をなくしたり還元性物質のある状態)にすると、別の微生物が硝酸を窒素ガスにして空気中に揮散させてくれます。これが生物学的処理の硝化・脱窒方法です。除去率が安定しており管理費も安く2次公害の発生がないのが特徴です。脱リンは確実な方法では、排水にPACや硫酸バンドなどの凝集剤を加えてリン化合物とし凝集沈殿処理する方法が実際的です。この2つの方法を組み合わせたユニットを当社では数多く納入しております。
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