技術情報


【@ 活性炭吸着処理
 揮発性有機物質系の土壌汚染の対象となるものは、次に示すように主に有機塩素化合物と芳香族炭化水素化合物とがあります。
@有機塩素系化合物 
  トリクロロエチレン テトラクロロエチレン 1.1.1-トリクロロエタン
A芳香族炭化水素化合物 
  ベンゼン トルエン エチルベンゼン キシレンなど
 これらの土壌汚染物質の浄化対策のひとつである活性炭吸着処理は、土壌層の飽和帯から汚染地下水をポンプで揚水し、活性炭層を通してトリクロロエチレン等の汚染物質を吸着分離除去することによって土壌及び地下水の浄化を行うものです。汚染揚水中の汚染物質をばっ気によって気散させ、気散ガスを活性炭層に吸着させる方法もあります。



【A 中水利用(土壌処理法)】
利用者の季節変動の激しい施設(公園・レジャー施設・キヤンプ場・山間、山頂施設)においては、通常の処理方法では水質を安定させることが困難です。そこで上記施設についても水質を安定させる方法として土壌処理法を用いております。土壌内には乾燥重量1g当たり100万個の菌類が保持出来る為排水量が少ない時期でも排水量が多い時期でも水質に問題なく処理する事が可能です。
又BOD除去率が98l程度となる為、トイレ用洗浄水や植栽への散水用として再利用出来ます。
維持管理についても容易で消費電力がかからないシステムになっておりますのでソーラーシステムとの組み合わせも可能です。当社においても、上記メリットを生かし、山頂施設、公園等に納入しております。


【B 紫外線(UV) 光触媒(酸化チタン)脱臭システム】
紫外線そのもののエネルギーとそのエネルギーを光触媒(酸化チタン)に照射すると強い酸化還元力を発揮する光化学反応があります。脱臭装置は、この反応を利用して酸化チタンに悪臭成分を吸着させ、それに紫外線があたりニオイの元が酸化分解されるものです。活性炭吸着法では、たびたび活性炭を交換しなければなりませんが、この方法はわずかな紫外線出力用電力のみですので経済的です。また、薬品等を使用しませんので維持管理も簡単、おまけに紫外線で浄化空気も殺菌される効果的なシステムです



【C 病院排水処理施設<PH中和・生物分解処理>】
主に人工透析排水処理に用いております。人工透析治療には大量の水を使用し、治療液は血液成分に似せるため多種の薬品が含まれ廃水には患者の老廃物がこれに加わります。よってBOD値は1300~2000ppm程度となります。さらに患者の治療毎に装置を薬品洗浄する工程があり、この工程時PHは3~10の間で変動するためPH中和処理し、その後生物分解を行う処理となります。廃水濃度が高いため、公共下水道が完備している地域でも除外施設として広く設置させていただいております。


【D 多段接触ばっ気方式】
 厨房施設等からの排水を下水道の排水基準以下に処理する除外施設には、加圧浮上等の物理的・科学的処理が多く用いられていますが、大量の余剰汚泥発生によるランニングコストの増大が問題になっています。この多段接触ばっ気方式は、樹脂網で作られたすだれ状の独自なろ床を水中で上部を固定し、ろ床に付着させた活性汚泥に排水を接触させて生物処理します。すだれが風になびくようにろ床がゆらゆらとゆらぐことによって、厚くなった生物膜を自然に剥離させこれにより生物膜の更新を速めていきます。多段という名の通り、ばっ気槽を多槽化しており、様々な微生物の繁殖が可能で、原水水質に呼応した微生物が繁殖するので、水量や水質に著しい変動があっても、処理水には影響があまりあらわれません。微生物の種類が豊富なので食物連鎖が進み、結果余剰汚泥が大幅に削減されます。バルキングの現象もおこらないという特徴があります。


【E 硝化・脱窒素・凝集沈殿方式】
閉鎖性水域の富栄養化原因の一つとして窒素・リン等の栄養塩類の増加が考えられ、年々それらの規制値も厳しくなり、三次処理(脱窒・脱リン装置)のニーズも高まっています。通常、排水中に窒素はアンモニアの形で含まれ、その水が「酸化状態」(ばっきしたりする)では、微生物が働いて亜硝酸や硝酸にします。硝酸にまで酸化した水を急に「還元状態」(酸素をなくしたり還元性物質のある状態)にすると、別の微生物が硝酸を窒素ガスにして空気中に揮散させてくれます。これが生物学的処理の硝化・脱窒方法です。除去率が安定しており管理費も安く2次公害の発生がないのが特徴です。脱リンは確実な方法では、排水にPACや硫酸バンドなどの凝集剤を加えてリン化合物とし凝集沈殿処理する方法が実際的です。この2つの方法を組み合わせたユニットを当社では数多く納入しております。


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